福島県の伝統工芸品「会津漆器」にユニバーサルデザインを取り入れ、持ちやすくオシャレな「楽膳椀」を生み出したのが楽膳代表の大竹愛希さん。障害者の意見、複数の職人さんの技術をいかにして組み合わせ、Rethinkしたのか。秋晴れの福島でノグチくんとバンダイさんがお話を伺いました。
底の部分に切り込みがあることで、指を通しやすくなっているのが特徴。
ご高齢の方だけでなく、お子様へのプレゼントにも喜ばれるそう。
伝統を取り入れつつ、時代にマッチさせるのが大竹さんのデザイン。
こちらが楽膳椀の持ちやすさにデニム風のデザインが施された「デニムなうるし」
大竹さんの思いが書かれたデニムを発見!
「これならデニム椀が作れる!」と思った「布着せ」という技法。これが・・・。
こうなる!!
漆塗り職人、木内さんの作業。プロフェッショナル!
職人、木内さんの雰囲気ある工房。ここに飛び込むのは勇気がいりそうですが、扉を開けると・・・。
知らない世界が待っていて、広がるアイディア、生まれる視点!
こうして生まれた楽膳椀は、グッドデザイン賞(2014)を受賞!
「知らない世界のものづくり」→「自由な発想からのものづくり」
「伝統と時代をマッチさせる思い」
「福島から東京へ発信する」→「東京に福島をつくって発信する」
「自分たちだからつくれるものを続ける」
震災後、2013年に東京の代々木公園でスタートした「福島フェス」というイベントがある。2014年に会場を港区六本木ヒルズアリーナに移し、現在も続くこのフェスをつくっているのが福島フェス実行委員会。今回は実行委員の藤原カズヒロさんに「なぜ東京で福島のフェスをやるのか?」というお話を伺うノグチくんとバンダイさん。福島という単語がこんなにも登場するのか!というシリーズ最終回。
「わらじまつりをどうしたいか」→「福島をどうしたいか」
「祭りは自ら街を伝える舞台」
ノイズミュージックからジャズ、ポップス、映画音楽、そして近年ではNHKの朝ドラ「あまちゃん」や大河ドラマ「いだてん」の音楽でも知られる大友良英さんは、横浜市生まれのミュージシャン。10代を福島市で過ごした大友さんは、震災後に福島市の「わらじまつり」改革に取り組みました。祭りとそこにある音楽をRethinkした大友さんにノグチくんとバンダイさんがお話を伺いました!
「直接の手助け」→「自立の場をつくる」
「HelpでなくMakeで生まれる未来」
TOKYO NO.1 SOUL SETや渡辺俊美&THE ZOOT16、猪苗代湖ズでも活躍する渡辺俊美さんは福島県川内村出身のミュージシャン。震災後、現地でのさまざまな活動からふるさとをどう見つめ、どうRethinkしてきたのか。ノグチくんとバンダイさんが俊美さんの思いを伺ってきました。